三味線ABC
ここでは、一般にあまり知られてない三味線についてのトクトク情報をお知らせします。

 


三味線は分解して持ち歩きできる

現在、たいていの三味線は棹の部分が二ケ所で取り外しでき、全部で三つに分解できるようになっています(これを「三つ折れ」といいます)。つなぎ面はホゾと呼ばれる精巧な細工が施してあって、ピッタリと寸分の隙間なくつながるようになっています。まさに職人芸ですね。いずれにしても、慣れれば簡単に分解、組み立てができます。ですから、分解したものを小さなケースに入れて持ち歩くことができます。混んだ電車の中でもらくらく。また、家に置いておく時にもこうすれば場所を取りません。ただし、仕舞いっぱなしにしないでくださいね。昔はもっと細かく分解でき、棹を胴の中にしまいこめるものもあったとか。昔から日本人は「きちんと収納」が得意だったんですね。

 

 

 

ご近所に知られず、コッソリ練習できる

お仕事から帰って夜練習をしたり、マンション住まいなどですと、どうしても近隣への音が気になりますね。その点、三味線には音を非常に小さくして練習できる「忍び駒(なんとイキな名前!!)」というスグレモノがあります。これを普通の駒の代わりにつけて弾きますと、とても小さな音しか出ません。ですから周りへの配慮も最小限ですみます。「音が小さくて弾いた気がしない」なんていうのは、ぜいたくな悩み。

 

 

学校の音楽教育で三味線(和楽器)の学習が必須になる

2002年度から学校の音楽教育において、三味線や琴など和楽器の学習が必須となります。考えてみれば、私たち日本人の伝統音楽なのですから、当然と言えば当然ですよね。そんなあまりにも当然のことが、近代教育の中でこれまでなされてこなかったということがむしろ不思議なくらいです。今のうちに先取りして三味線に馴れておくのも良いかも知れませんよ。

 

 

「猫の皮じゃ可哀想」という人には合成皮を

三味線に猫の皮を張るというのは周知の事実。もっとも犬の皮もよく使われます。どうして猫の皮でなければいけないのかというと、やっぱり音がとても良いからなんです。でも、そうかといってやっぱりあんな可愛い猫の皮じゃちょっと・・・という方、愛猫家と三味線愛好家の共存をはかる方法もありますよ。それは合成の皮を使うという手です。現在、三味線用の合成皮も開発されているのです。音は猫にくらべれば劣りますが、「三味線も弾きたいけれど猫の命も大切」と考える方には一つの解決策ではないでしょうか。

 

 

「調子三年」は昔の話、今は機械でラクラク調弦

弦楽器はまず調弦ができなければはじまりません。三味線も昔はきちんと調弦できるまでに年数がかかり、「調子三年」と言われていたものです。でも、今では調弦をチェックできる機械(チューナー)が強い味方。これを使えば調弦もらくに出来ます。

 


 


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