会のコンセプトについて
守る
楽器の演奏には、「器」と「技」だけではなく、「芸」が必要です。とくに歴史の長い楽器には必要なものです。「芸」とは何でしょうか。それは、長い歴史の中で磨かれ、伝承されて来た演奏のニュアンス、表現センス、また本当に芯から楽器を鳴らすための奥義です。それは胡弓が胡弓らしくあるため、三味線が三味線らしくあるために、とても大切なものです。たとえ新しい曲を作るとしても、それを忘れてはいけません。当会ではそんな「芸」を大切にし、守り、伝えています。
拓く
常に新しい可能性を求めて、新たな奏法を追求し、新たな曲作りを考え、更に、より豊かな表現を探るために楽器の改良にも取り組んでいます。
広める
世界に誇る音楽文化遺産であり、かつ現代も発展しつつある和楽器、邦楽を、より多くの人に知って頂くため、様々な演奏活動を行っています。また各地に教室を設け、良質の内容による教授活動を続けています。さらに生涯学習としての公民館活動、地域活動への協力、大学における学術研究などへの参画、国際文化交流も推進しています。
自分のありどころ
独奏=個人のプライバシーと合奏=会としての和、この双方を音楽を通じて大切にし、人間の個としての存在の居場所、生き甲斐、親睦を提供する場として機能することを重要視しています。
癒す
味わい深く美しい和楽器の音色と旋律を通じて、多くの方々の心の癒しとなるよう努めています。
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会の概要
| 正式名称 | 絃詩会 (いとうたかい) |
|---|---|
| 発 足 | 昭和59(1984)年 |
| 代 表 | 原 一男 |
| 本 部 | 千葉県市川市 |
| 支 部 | 関東 東北 甲信越 東海 関西 |
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主宰者プロフィール
原 一男
松本市に生まれる。ラジオ放送で聴いた邦楽に興味を持ち、13歳で和楽器を習いはじめる。胡弓は、青木嘉女野師にまったく偶然出会い入門を許され、胡弓と三絃の指導を受ける。また箏曲、三絃を生田流正派邦楽会大師範、山口雅将師に、橘流筑前琵琶を阿部旭志師に師事する。青木師の逝去後は故・横井みつゑ師に胡弓の教えを仰ぐ。また、邦楽発声を故・平井澄子師に師事。NHK邦楽技能者育成会第28期卒。正派邦楽会大師範(雅号・雅楽一)。国風音楽会教師。 1983年1月東京に教室を開設。2004年4月国士舘大学21世紀アジア学部非常勤講師に就任。2007年5月(財) 松本芸術文化協会音楽賞受賞
1994年、第一回リサイタルを東京証券会館ホールにて開催、以後リサイタル四回、その他、薩摩琵琶や中国二胡とのジョイントコンサート、各種コンサートなどで演奏活動を行う。また、仲間と「邦楽同人会」を結成、年一回の公演を続けてきた。海外においてはオランダ、オーストリア、ハンガリー、ドイツ、米国、中国などで公演・演奏。
現在、首都圏と信州を拠点に演奏活動と教授を続けている。また大学講師、各地の公民館などのサークル活動における講師としても指導にあたっている。
「哀調」ばかりが取りざたされる胡弓の現状に満足できず、より幅広い表現を求めて、低音域を拡充した「五絃胡弓」の開発、小指まで使用する運指法など、新しい奏法の開拓も試みている。
作曲としては、「AKUGARE(五絃胡弓と薩摩琵琶による・共作)」、沖縄胡弓と五弦胡弓のための「二重の空」、五弦胡弓独奏曲「秋の序」、三絃二重奏曲「琉紋」など。また「八重衣」「影法師」「茶音頭」「夕顔」「楫枕」「善知鳥」「尾上の松」「楓の花」等、古典箏曲や地歌曲の胡弓手付けにも力を入れている。
原一男のホームページへ
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会のイメージカラーについて
- 緋色(ひいろ)を選定した理由
- 古くから伝わる伝統色
- 明るい
- 上品な色
演奏会の緋毛氈・伝統色の味・洗練された品
茜染による標準的な濃さの緋色や紅で染めた黄色をおびた赤い色を「元緋」から調整した色を選定した。
元は緋(あけ)、真緋(あけ)といい、明るさを意味する「あか」 と同じ意味をもち、 また、別名で「あけいろ」とよぶ事もある。火に通じて「火色」とも書き、「思ひ」の「ひ」にかけて「思いの色」とも呼ばれ、熱い情熱をたとえたものともされる。
飛鳥時代に制定された「冠位十二階」の色の中では、紫に次ぐ第三位の色とされていた。
邦楽舞台ではいつも緋毛氈を引いてるため、会員に馴染みがある色ともいえる。
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会のロゴについて
ロゴマーク
緋色地に糸巻の白抜き図案。会の名前「絃」(いと)の頭文字と、楽器の糸巻き(ヘッド)と、印鑑のイメージでシンプルに仕上げた。

ロゴタイプ
漢字:隷書の筆書体で古風を強調した文字
英字:16世紀の古風セリフ活字の代表Garamond体をベースし、カーニング調整した
Graphic Design: Eric Liu

